綴じ方法の種類
本にはいろいろな綴じ方法があり、その種類によって印刷工程・製本工程も変わってきます。また、種類によって本の強度も違います。
ハードカバーの上製本や、文庫本・教科書によく使われている無線綴じ製本は製本方法でもっともポピュラーです。また、強度は落ちますが本の背中の部分をホッチキスでとめている製本方法が中綴じ製本です。
その他に、本文を切り取って使う問題集・メモ帳などの天のり製本や、平綴じ製本、マーブル・クロス巻などあります。
上製本
- 表紙にボール紙のような厚手の紙を使い、その上に布やクロス生地を貼り、糸かがりや無線綴じで本文を綴じる方法です。
- 表紙に厚紙を使っていますので、かなり強度もあります。背の部分は、丸くしたり、角をつけたりできます。
- 表紙部分にカバーを巻いたり、箱(ケース)に入れている場合もよくあります。
- 学校の論文や、記念誌などによく見られます。
- 上製本は50部以上のご注文から承ります。
 
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無線綴じ
- 無線綴じは最も多く、一般的な綴じ方法です。
- ホットメルトと呼ばれる製本用糊を高温(180〜200度)で溶かして、本文に表紙を接着させます。このホットメルトという糊は、速乾性があり温度が下がると固まりますので、強度もかなり高くなります。
- 見返しなどの加工をすると、更に強度は高くなります。
- 電話帳や教科書も、この綴じ方法で製本されています。
 
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中綴じ
- 中綴じはホットメルト等の糊は使用せずに、本文、表紙をホッチキスで綴じる方法です。
- ホッチキスで数ヶ所とめているだけなので、強度は落ちます。
- 頁数の多い場合は、中綴じ製本では綴じすることができませんので、無線綴じ製本となります。
- 雑誌や取扱説明書などによく見られます。
 
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天のり
- 天のり・糊固めは、伝票やレポート用紙、メモ帳など、用紙を1枚ずつ切り取って使用できるようにした綴じ方です。
- 強度も弱く、事務用糊でも製本できます。
- 無線綴じや中綴じのように、本文を表紙でくるむのではなく、本文同様に表紙、裏表紙も糊で固めます。本の「天」や「背中」を糊で固めるのが一般的です。

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