自費出版ができるおすすめの印刷・出版会社12社を紹介

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自費出版ができるおすすめの印刷・出版会社12社を紹介

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自費出版ができる出版会社や印刷会社は多くあります。最近では、商業出版をしている出版社も自費出版を行っていて、ベストセラー小説を多く出版している新潮社や幻冬舎といったメジャーな出版社からも自費出版をすることができます。

自費出版の会社ときくと、「どこも同じ」と思われがちですが、出版社ごとに特徴や得意とするジャンルなどが異なります。

この記事では、人気の印刷・出版会社12社の特徴や費用、納品までのスピードをまとめました。自費出版をするときの参考にしてみてくださいね。

目次

自費出版ができるおすすめの印刷・出版会社12社

自費出版ができるおすすめの印刷・出版会社12社の特徴や費用、納品までの日数などをまとめてみました。いずれも評判の良い会社ですので、ぜひチェックしてみてください。

ニシダ製本印刷(銀河書籍)

自費出版・冊子印刷を低価格で作成できる印刷会社です。設立から半世紀近くの歴史がある印刷会社で、出版に関するノウハウを持ったベテラン担当者も多いです。

さまざまなジャンルの書籍を印刷した実績があり、小説などの文芸書・自分史・詩集から、テキスト・ マニュアルなどの専門書まで製本可能です。最近では、コミケなどで販売する同人誌の印刷・製本にも適した会社として評価されています。

自費出版の全工程の設備を完備している印刷会社なので、低コスト・短納期が可能という特徴があります。費用は、100ページの本を100部刷った場合で、60,521円です。

また、簡単に問合せ・見積もりが完了するのも気軽に利用しやすいポイントです。

公式サイト:銀河書籍(ニシダ印刷製本)

ニシダ製本印刷(銀河書籍)を利用した人のクチコミ・体験談

「30頁のB6本100部」という超小口の印刷をちょうど取り扱っていたため、この点で本当に心から助かりました。予てより身内に配る同人小説を用意しようと思っていたのですが、その「30頁のB6本100部」というコースの印刷代が15000円もしなかったので、この出版社に出会って良かったなとしみじみ感じます。お金持ちしか相手にしない出版社では全くなく、利益第一主義でもまたありません。「初心者歓迎」という雰囲気がこの出版社からはありありとうかがえ、それこそ「生まれて初めて自費出版します」というレベルの人でも安心です。悪い噂もこれといった不祥事も全然ないので、まさしく自費出版に自信の無い人にこそおススメです。(男性・29・会社員)

なんだかんだでやはり安く自己出版ができるのがよいです。そんな人には銀河書籍でしょう。最短仕上げということで数日で、ということも可能です。そもそも自己出版というのは意外と幅が広く、それこそ同人誌系もその対象になるわけです。但し、この数日で、というのは在庫にある紙での製本となるわけですし、完全データで入稿という条件があります。他にも修正・色校・特殊加工はなし、という条件もあります。そんな条件があるわけですが、それでもかなり早く、そして安くできるというのは物凄く大きな利点であるといえるでしょう。何かしらの都合で早く出版しないといけないときなどはかなり重宝することでしょう。そうした点からお勧め出来るわけです。(40・福祉員)

初めて友人と一緒に共同で詩集を作るということで利用しました。製本や自費出版についてはほとんど知識がなく、製本依頼の経験もなかったのですが、わかりやすい価格設定やサポートによる丁寧な対応で安心して依頼することが出来ました。ちょっとしたイラストや写真も入れたいという要望もあって画質や品質についても心配でしたが、相談にのってもらい希望にあった本を作ることが出来ました。コストをおさえて作ることが出来た点にもかなり満足しています。銀河書籍さんは印刷と製本のプロの会社が自費出版専用のために行っているサービスでとても信頼ができます。価格や印刷の種類も豊富で、特に初めて本作りをしようかなという人にとてもおすすめです。(女性・38・会社員)

青山ライフ出版株式会社

ライフという社名の通り、「心を元気にする本」「新しい気づきをもたらす本」を多く出版している出版社である「青山ライフ出版株式会社」が提供している自費出版サービスです。

リーズナブルで分かりやすい価格での自費出版を行っていて、10冊98,780円で本を出版できます

自己啓発、心理学、ライフスタイルの本を多く出版していて、このような社会科学分野に詳しい担当者がそろっています。ですので、自分の哲学などをまとめた啓発本を出版したい人におすすめできます。

法人向けの社史や記念誌制作、企業IR本やPR本の出版も行っている実績があるので、会社に関する本を出したい人にもおすすめできるでしょう。

おおよそ見積後、3か月程度で本が納品されます

公式サイト:青山ライフ出版株式会社

青山ライフ出版株式会社を利用した人のクチコミ・体験談

青山ライフ出版は自費出版の書籍の刊行に特化した会社で、本を書くことについて何も知らないクライアントとの作業に、多くのノウハウを有しています。私自身、こちらの会社に社史編纂を依頼したことがありますが、どのような材料があれば社史を作れるのか・刷り部数や装丁・紙質の希望・内容の見せ方についてなど、本づくりのことを一から教えて頂きました。こちらの要望を丁寧にくみとって下さり、会社内の取材対象者へのヒアリングも、ライターの方を紹介して頂いたうえで綿密に行ってくださいました。結果的に、たいへん満足のいく社史を仕上げて頂くことが出来ました。どのような形態の本の作成にも対応でき、取次への流通網もしっかりと確保している、自費出版系の出版社のなかでも良心的な会社だと思いました。とてもおススメできる会社です。(男性・29・会社員)

私の大学の教授と私で共同で書いたものを自費出版するときに青山ライフ出版を選びました。その理由は原稿を持ち込んだときに、分かりづらい部分や専門的すぎる部分をその場で指摘し、一般の読者に伝わるように私はここを直しますと具体的な提案をしてくれたので信頼できると思ったからです。見積もりの計算も迅速で、どの費用がどのくらいかかるのかという内訳についても教えてくれるので、自費出版が初めての私たちにとってはかなりありがたかったです。そして原稿に取りかかっている間も細かくサポートしてくれて、自分達では気がつけないようなところも編集者の方がチェックしてくれて助かりました。行き詰まったときにも助言をもらえてメンタル的にも支えになりました。(男性・27・心理カウンセラー)

ライティング株式会社

ゴーストライターが原稿をかわりに書いてくれることが特徴的な自費出版社です。

小説風からビジネス調、自分史まで幅広く対応しています。

価格帯は、144ページ30冊で、
・114万8400円(原稿執筆込みの出版)
・64万8000円(原稿のみ)
となります。

見積もり作成後、3〜4ヶ月で納品可能です。
原稿の質にこだわりたい人向けです。

公式サイト:ライティング株式会社

ライティング株式会社を利用した人のクチコミ・体験談

自費出版ができる出版会社や印刷会社は多くありますが、その中から「ライティング株式会社」を選んだ理由は、ライティングの公式HPを初めて閲覧した時に「ライティングの社長は確固たる考えを持っており、本作りに人生を捧げている人」という印象を受けたので、自分の中で「この会社なら間違いない」と思い、利用することにしました。ライティング株式会社を利用してみて良かった点は、「スタッフのサポートがしっかりしている」ところです。自分が、うまく言葉にできない思いを汲み取ってくれ、自分の中では思いつかなかないようなアイデアをスタッフから出していただけもらえました。そのお陰もあり、自分だけでは書けないような内容の本を執筆することができました。自己出版をするならライティング株式会社がおすすめだと感じていますし、ゴーストライターが代わりに原稿を書いてくれたりするので、自分にはない視点から本を見ることができたりして、とても参考になるなと感じています。(男性・39・会社員)

学生時代からエッセイを書くのが好きで、最初は自分のためだけに書いていました。社会人になると仕事に追われてエッセイを書く時間がほとんどなかったのですが、去年くらいから自由な時間を取れるようになりました。自分のブログを持っていて、ブログにもエッセイを書いていたら、ファンになってくれる人が徐々に増えました。読者の反応に喜んでいるうちに、もっと多くの人に読んでもらいたいという気持ちが大きくなりました。そんな時に、会社の同僚が自費出版という選択肢があることを教えてくれました。自費出版は知っていましたが、費用が高くて手間がかかるという印象が強かったため、何となく敬遠していました。試しに調べてみたら、ライティング株式会社が魅力的なサービスを提供していることがわかりました。見積もりを見ると予想よりも安かったので挑戦することにしましたが、最初は自分の仕事を取材してもらう形にしました。完成までのスピードが速くて、自費出版のイメージが良い意味で壊れました。対応も丁寧で、とても貴重な体験ができ感謝しています。(女性・56・会社員)

オリンピア印刷株式会社

1冊から印刷可能の印刷会社です。自社ビル内で一貫生産を行うので、情報の機密性が高く、名簿や白書、開発資料などの印刷も得意とする印刷会社です。

基本的にはどのような書籍でも印刷・製本が可能で、テキスト・問題集やマニュアルから小説・絵本までさまざまな書籍を印刷した実績があります。

最短3営業日中に発送可能で、128ページの本を10冊印刷した場合の費用は59,659円です。自社ビル内一貫生産だからこその、スピード・融通を確保を特徴とします。

公式サイト:オリンピア印刷株式会社

オリンピア印刷株式会社を利用した人のクチコミ・体験談

友人がビジネスセミナーをしていて、そこで販売するビジネス本の作成を手伝ったのですがその際にお願いしたのがオリンピア印刷です。色々とネットで調べて迷ったのですが、細かい点も色々と相談にのってくれて、納品データも完パケ必須ではなくてオリンピア印刷側で対応頂けるとのことでお願いすることにしました。結果的に、色々柔軟に対応してもらえたのでこちらの手間がだいぶ省けました。出来上がりの印刷物のクオリティも想像以上でした。友達も大満足の出来上がりでした。スタッフの対応、印刷物のクオリティ、スピード、コスト、どれも素晴らしいです。印刷とか出版に不慣れな人にこそオススメしたいです。コストパフォーマンスが抜群だと思います。(女性・40・会社員)

以前冬のコミックマーケットに出品する際に利用させていただきました、初めての印刷だった為不明点や不安がありましたが、オリンピアさんの担当者様はヒアリングやわからない点なども細かいところまで聞いてくれて、スケジュール管理も含めて本当に良いサービスでした、納期も遅れることはなくゆとりを持って納品いただけたかなとおもいます。どんな本にしたいかは明確に決めておいた方が担当者様との打ち合わせがスムーズにいくと思いますよ。現在コロナ禍により出版することが少なくなってきましたが、また落ち着いたら依頼させていただこうかと思っています。初心者の方や出版のプロの方、どんな方でも満足していただけるクオリティーで仕上げてくれますので、おすすめです。(男性・29・自営業)

三省堂書店

教科書などを多く出版している三省堂の自費出版サービスです。三省堂書店グループの、豊富な編集・制作の実績による編集ノウハウを発揮したサービスを受けることができます。

特に、教科書や社史、郷土資料などの自費出版を多く手掛けています。やや専門的な本を出したい人におすすめできる自費出版の会社だといえるでしょう。

見積作成後、約2~3ヵ月程度で納品可能。薄い本でも分厚い本でも出版可能で、書籍の紙も多様な種類の中から選ぶことが可能です。ただし、多様な組み合わせが用意されているので、具体的な費用感は問い合わせをするまではわからない部分もあります。

公式サイト:三省堂書店

三省堂書店を利用した人のクチコミ・体験談

教科書も出版していて、もともとイベントなどもしていて、何かとなじみの出版社なので、こちらを選びました。知り合い中心に配って読むので、費用の安さよりも丁寧に作ってくれそうな老舗を選びました。長年の歴史とノウハウの積み重ねがありそうなところであることが一番の理由です。最近は様々なところで自費出版を請け負っていますが、やはり最近始めたところは、どういうものが出来てくるのかが不安なので昔からやっているところがいいと思いました。ネットでほとんどの事を済ますところは簡単で安いですが、それほど費用を節約する気がない人は、やはり選ぶことをためらいそうです。校正などに関しても、昔の言い回しや表現を若い人は知らなさそうなのが、一番気になるところです。(男性・55・会社員)

私がおすすめする出版社は「三省堂書店」さんです。私はこの出版社から趣味である俳句の本を出版しました。自宅の近くに三省堂書店があり、そこに自費出版のチラシが置いてありました。以前より、趣味である俳句の本を出版したいと、いくつかためていた俳句がありましたので、さっそく三省堂書店さんに相談することにしました。まずは電話で問い合わせしたのですが、社員の方の電話対応がとても素晴らしかったと思います。その後、会社のほうにお邪魔して何度か打ち合わせを重ねました。私の場合は、自分の手元に数冊保管しておく、と俳句仲間に配る分、という合計50冊程度印刷することになりました。はじめは、少ない部数なので申し訳なく思いましたが、嫌な顔1つせず対応していただいたのでとても感謝しています。完成した本を見て私はとても感動しました。本当に書店に販売されているほんと遜色ないほどの完成度の高さでした。費用はすべて込みで30万弱でした。このくらいの費用でこんなにも完成度の高い本ができるのであれば、安い買い物だと思いました。私は今後も俳句をたくさん作り、再度、出版をお願いしたいと思っております。(男性・43・自営業)

自費出版の会(株式会社ブックコム)

自費出版の会は、わかりやすい料金プランを特徴とする会社です。10冊から出版することが可能ですので、記念に少しだけ本を出してみたい人におすすめできます。

費用は、 10冊89,800円で、修正費用などのオプション料金もかかりません

お申込みから納品までの期間は、校正の時間にもよりますが、約1か月〜2か月程度となります。

公式サイト:自費出版の会(株式会社ブックコム)

自費出版の会を利用した人のクチコミ・体験談

元々、自分の書いた小説を何かしっかりと形に残るものとして完成させたいという思いがあり、自費出版という手段を選びました。商業的に成立するか等は一切関係なく、あくまで思い出として、完全に自己満足のためにサービスを利用しました。その中でも特に自費出版の会を利用した理由は、価格をかなり抑えることができそうだと思ったからです。ホームページ等で比較検討してみても他の大手出版社等で自費出版をすると平気で100万円単位で費用がかかってくるので、10万円程度から利用できるこちらを選びました。編集者の方とやりとりをしてみてもしっかりとした会社だとよくわかったので、実際に依頼してみると、相談にもちゃんと対応していただけて、自分好みの表紙デザインの本を作っていただけました。実物を見ると書店で並んでいる書籍となんら遜色のない立派な装幀のものだったので、自分で本を出版してみたい方には是非お勧めです。(男性・28・会社員)

自分は、小説を自費出版の会から出版したことがあるのですが、おすすめの出版社だと感じました。自分が、自費出版の会を見つけたのは、自分の書いた小説を出版したいと思ってネットで探しているところ、自費出版の会のホームページに見つけました。ホームページ内で、見積もりや資料請求することができたので依頼しました。出版社とのやりとりは、ほとんどメールか電話で、対面で喋ることなく、出版することができたため、「こんなに簡単に出版することができるのか」と驚きました。だいたいの出版費用というのをネットで見ていたのですが、自費出版の会が出してくれた見積もりが、格安だったのにも驚きました。メールか電話だけの対応で出版できる楽さはありますが、出版社からのアドバイスや指摘みたいなものがないので、「自分の好きな本を出したい」人にはいいなと感じました。(男性・36・会社員)

新潮社

新潮文庫などでもお馴染みの大手出版社である新潮社が行っている自費出版サービスです。

芥川賞作家や直木賞作家の本も出している新潮社のプロの編集者と校正者、装幀家が、ベストセラー作家の本と同じクオリティの一冊を出版してくれます。

新潮社は文芸書を出版している会社ですので、小説、エッセイなどを自費出版したい人におすすめです。

費用は、四六判のソフトカバーの本200頁を300部印刷した場合で、1,850,000程度です。

公式サイト:新潮社

新潮社を利用した人のクチコミ・体験談

カバーの色合い・デザインのサンプルが多く、こちらで考えていたオリジナルのデザインとコラボさせるような形はできるかという問いに対し「出来ます」と答えてくれる等、会社のルール自体ものすごくしっかりしている上でこちらの要望にもしっかりと答える姿勢を強く感じられます。「これはおそらく会社のルール的に厳しいだろうなぁ」と思いつつも提案したものに対しても、若干考えられましたがそれでも「出来ます」とおっしゃってくれ、本ができたとき高いクオリティで仕上げてくださいました。両方の立場、会社と依頼者の仲介役としてやってくださるスタッフさんが多いというのが新潮社の良いところだと言えます。よって会社にとっても依頼者にとっても満足の行く取り引きができ、お互いが気持ちよく仕事ができる、そして何より良い自費出版本が出来ますのでこちらとしましては大変満足です。(男性・33・自営業)

まず何と言ってもおすすめのポイントは「新潮社」から出版されていると堂々と名乗ることができるところです。正直、数ある自費出版向けの出版社はどこもかしこも似たりよったりで胡散臭かったりします。ところが「新潮社」と聞くと、不思議なことに一気にメジャー感が出る、つまりネームバリューがあることが理由に挙げられます。また、新潮社だからといって特別料金的に高いわけでもなく、やり取りもスムースにできるのでおすすめできます。しかも、希望をすれば、販売まで担当してもらえて、便利だからです。国会図書館に一冊、納本もしてくれますので、一人でも多くの人に読んでもらえる可能性が格段高くなること間違いありません。また、新潮社のホームページ内で紹介してもらうことができるといったメリットはかなり大きいと言えます。以上が新潮社で自費出版するのがおすすめな理由です。(40・会社員)

誠文堂新光社

誠文堂新光社は、オーダーメイド出版を特徴とする自費出版サービスを行っています。

誠文堂新光社は100年以上の歴史があり、その歴史の中で積み上げてきたプロの技術・ノウハウを生かして、本作りをじっくり丁寧にサポートしてくれます。

論文集といった専門書から小説や自伝まで、さまざまな本を出版できます。さらに、原稿作成サポートも行っていて、未完成の原稿、あるいはテーマが決まっているものの、原稿のない場合でも対応してもらえます。

費用は、本のタイプなどによっても異なりますが、四六判・上製・200頁を500部印刷した場合は、1,400,000円程度になるようです。少数部数を出版したい人よりも、多くの本を出版したい人におすすめできるでしょう。

公式サイト:誠文堂新光社

誠文堂新光社を利用した人のクチコミ・体験談

学生時代、論文を書く時にこの出版社が出版した本を使いました。最近は趣味や心を和ます本も出版しているようですが、決して最近できたばかりの新興の出版社ではありません。歴史的価値のある本や学術的にも見どころのある本を出版して来た出版社です。同じお金を使って自費出版するのなら、このような出版社からするのが良いのではないでしょうか。ただし、確かに事業として自費出版もしているようですが、私が見た限りでは、それを前面に出して、分かりやすくサイト上で説明していたりはしていないようです。誠文堂さんからどうしても自費出版がしたいという人向けと言うことなのでしょうか。自費出版をお願いする先としてお勧めはお勧めですが、それをここからしようとする意欲や熱意も同じくらい必要な出版社なようです。(女性・44・主婦)

高い本作りのノウハウなどを生かして自分の本作りをしっかりとサポートしてくれます。もう原稿がある人もそうですが、まだ未完成の人でも大丈夫です。希望することができるスタイルも少なくないので、かなり安心してお願いすることができます。企業の歴史みたいなものです一緒に個人の著作物というような形で出版することも可能になっています。相談会みたいなことをよく開いていることもありますし、それに参加して考えてみるのもよいでしょう。特に大きいと言えるのか各ジャンルの専門編集者がやってくれるということです。また、出版することになる本の告知なども誠文堂新光社の出版雑誌などで告知したりすることもできたりするのが魅力です。(30・会社員)

幻冬舎ルネッサンス

幻冬舎ルネッサンスは、業界随一のミリオンセラー実績をもつ総合出版社である幻冬舎が運営する自費出版サービスです。

新潮社同様プロの編集・校正・装幀が受けられるほか、プロモーション専門のチームが書籍ごとに最適な宣伝を行ってくれる有償サービスも提供しています。

費用は四六版のソフトカバーの本176頁を1130部印刷した場合で2,700,000円程度です。さらに、400,000円程度で プロモーションのためのWEB特設サイトを展開することもできます。

出版した本は日本中の書店に流通するので、自分の本を多くの人に届けたい人に特におすすめできるサービスです。

公式サイト:幻冬舎ルネッサンス

幻冬舎ルネッサンスを利用した人のクチコミ・体験談

安心できるサポートがとても充実していて利用しやすいところが良かったです。出版に関する相談は全て無料で行うことができますし、初めてで全く知識が無くても制作に対するノウハウを知っている担当者が付いてくれるので、契約や販売に関する様々なことを丁寧に説明してサポートをしてくれるのですごく安心感がありました。また、事前に見積もりも実施してくれるので、契約する前に大体の予算を把握しておくことができて、後で支払いで困るようなことが無かった点も良かったです。担当者の方はとても親切で話やすい方でしたが、原稿に関しては厳しめで赤ペンで直して欲しいところを線引きされることが多く、もっとこうした方が読みやすいなど細かく指導してくれて為になりました。出来上がった小説を積極的に流通プロモーションして入念な打ち合わせもしてもらえたので、出版から販売までの流れもスムーズで対応がとても素晴らしいです。(女性・36・会社員)

初めての自費出版を検討し始めた時に真っ先に思い浮かんだほどの認知度と、大手出版社の自費出版部門として確立したブランドバリューに惹かれました。長年温めてきた自書に対してプロの編集者の視点から客観的な推敲アドバイスをもらうのは目から鱗の経験で、自作に何が欠けているのかや読者への訴求点をより明確にできます。最初に自費出版で叶えたい思いに関して徹底したヒアリングがあるため、編集や出版過程でのミスマッチが防げたのも有り難かったです。年間700タイトルもの自費出版刊行を誇るだけあり、独自メディアによる発信を含めた柔軟な出版後の販売サポートも申し分ありません。自費出版物の幅広い流通を目指すのであれば大変おすすめできる出版社です。(女性・49・パート事務)

青春出版社

青春出版社は、累計1,500万部の『試験にでる英単語』をはじめ、幅広いジャンルでのベストセラーを持つ出版社です。ベストセラーも多く手掛けたベテランの書籍編集者が、丁寧に対応してくれます。

原稿執筆が苦手な人へのフォローも行っていて、本のテーマと方向性さえしっかりしていれば、プロのライターと担当編集者でインタビュー取材をして、原稿を書き起こしてくれます。

本は、見積後6か月程度で納品されます。費用は、見積依頼をしないとわからないようです。

公式サイト:青春出版社

青春出版社を利用した人のクチコミ・体験談

今は亡き祖父の卒寿のプレゼントに、本人がコツコツと書き留めていた旅行記をまとめて一冊の本にすることを思い立ちました。青春出版社に依頼したのは、社会人になってから廃刊になるまで愛読していた月刊誌「ビッグトゥモロー」の発行元だったことと、数々のベストセラーを世に送り出していたからです。初回の打ち合わせで、依頼先が大正解だったことを実感しました。ページの構成や写真の使用などのアドバイスが的を射ていて、本の全体像が浮かんだからです。その後も祖父の原稿を生かしつつ、加筆や削除をしていただき、内容が一段と引き締まった気がします。表紙のデザインも、旅行記にピッタリに仕上がりました。納品された本を見た祖父の喜んだ顔が、今でも忘れられません。最高の祖父孝行ができました。(男性・59・自営業)

装丁について、青春出版社から出版されている本を拝見しているとだいたい想像ができますが、大胆なイメージを受けてしまいました。自分の趣味嗜好とマッチする方にはおすすめです。装丁は専門家が対応してくれますので、アドバイス通りにしても良いのですが、販売部数をあげたり、話題性を呼んだり、目立つためのデザインが多いです。自分の半生、歴史、家族歴史についての本である場合には、特に販売部数をあげたり目立つ必要はありませんので、要件次第で折衝していく、という流れでした。当方では、前者、書店販売を目的としていましたので、部数もやや多めにオーダーさせていただき、目立つようなデザインに仕上げてもらいました。相手はプロで何例も仕事をしているので、リードして貰えば良いと思います。
(女性・40・パート)

東京図書出版

東京図書出版は、教科書や参考書をはじめ、随筆、評論、ノンフィクション、小説、詩集、句集、歌集、写真集、画集、絵本、自分史、歴史、教育、学参、実用、理工学、医学など多様なジャンルの書籍を出版している会社です。

ですので、基本的にはどんなジャンルの本であっても自費出版をしてもらえます広告宣伝にかなり力を入れている出版社でもあり、本を出版すれば全国紙(朝日または毎日)に宣伝文を掲載してもらえます。

自分の本の宣伝を新聞でしてもらいたい人におすすめできる出版社です。

費用は、100ページの本を 300部を印刷した場合で70万円程度。本の納品は、見積もりから通常3~6カ月程になるようです。

公式サイト:東京図書出版

東京図書出版を利用した人のクチコミ・体験談

全体的にこちらの言い分を通してくださるスタイルを取られている出版社で教材系の出版に大変強く、大手書店にも本を流通させることが可能な出版社と言えます。実際の出版社とのやり取りとしましては様々な提案や構成をして頂けましたが、例えばこちらで意図的に崩してかいた部分に関してこちらの意図をしっかりと聞いてくれ、それを修正しようとせずそのまま残してくれました。著者の意見をしっかりと聞き入れてくれるのは大変素晴らしいと思います。自分が持ってきた原稿は実に300ページ以上のものでしたが、内容そのままでレイアウトなどを調整した結果、なんと200ページもいかないほどのページ数に収まりました。そのため大変薄いコンパクトな本に仕上げてくださいましたので、自分はもちろん他の手にとってくださった方々も持ち運びがしやすいと大好評を頂けました。(男性・33・自営業)

細かな構成は出版社の人がやってくれて、その点は困りませんでした。出版後紀伊国屋書店などでも置かれるとのことで、本当に置かれてるのかチェックしに行ったのですが、確かに置いてありました。しかし大手自費出版社は、もっと配本力があって、どの書店もしっかりおいてくれるといったうわさを耳にして、出版社選びを間違えたかと後悔しました。そして、売り上げもたまに売れるぐらいでした。本、デザイン、ソフトカバーの値段など綿密な相談をしてくれました。小説の内容に関しここをこうした方が読者に伝わりやすいなどとアドバイスしてくれたり、ここはこう書いてもらいたいなど要望ももらってとても感謝しています。はじめて小説を送った時から添削内容もここがメタファーになっておもしろいなどのほめ言葉をもらえました。(男性・38・会社員)

西田書店

西田書店は「出版の意味を著者とともに考える」という信念を持っている出版社です。半世紀近い歴史がある出版社で、「小さな場だからこそ出来る本づくり」を信条とし、著者に寄り添った自費出版サービスを行っています。

費用は公にはされていません。本の納品は、見積もりから3か月後くらいになるようです。

尚、ニシダ印刷製本と名前が似ていますが無関係の会社ですのでご注意ください!

公式サイト:西田書店

西田書店を利用した人のクチコミ・体験談

とにかく速いです。こちらの目安として6月に本の制作をスタートし、8月27日に製本が終わるほどのスピードを誇る程です。ほか自費出版社と比べると、ここまで早く行ってくれる出版社はないと感じております。もちろんスピーディーだけでなくその製本技術も納得の行くレベルです。とある出版社もここほどではなくともある程度のスピードを誇って行っておりますが、端っこが途切れていたり全体のレイアウトが斜めになっていたりとクオリティーが低いです。ですが西田書店はそのようなことはまったくなく、高品質でスピーディーに仕上げてくださるので大変安心できます。また著者の負担を軽減させるため、関連業者とのコミュニケーションを怠らない姿勢も大変気に入っています。お陰様でこちらとしてはストレスレスで他の業務を行うことができました。(男性・33・自営業)

スタッフの方の対応も、完成された書籍もクオリティーが高くおすすめです。友人と作ったラノベを自費出版するためにお世話になりました。相談に行くと、快く案内をしてくださり担当さんにお会いできました。軽く内容を説明し販売先をお伝えすると、かんたんな見積もりを出してくださりました。その時点でコスパがかなりよく満足だったのですが、担当していただいた方も昔執筆業をしていたようで、相場観や今後どういった契約や注意事項があるか丁寧に教えて下さいました。どんな方が担当になるのかは運ですが、スタッフの方の仲もよく困ったときは助けてくれる方が多かったのが印象的でした。仕上がってきた書籍も出来が良く、肌触りや質感など希望していた通りに出来たのでとても満足でした。(男性・27・会社員)

費用感で出版社を選ぶ方へのおすすめ

本を印刷する際に気になってくるのは、費用です。

費用で選ぶときに知っておきたいのは、大部数を安くで印刷することが得意な出版社と少数部数を安くで印刷することが得意な出版社があるということです。

100冊以上の多くの部数を安くで自費出版してくれる会社としては、「東京図書出版」と「銀河書籍(ニシダ印刷製本)」がおすすめです。100冊以上の部数を刷ろうとすると、100万円を超える出版社や印刷所が多い中で、両社とも70万円程度で100冊の本を制作してくれます。

次に、本を10冊程度出したい場合は、「オリンピア印刷株式会社」と「自費出版の会(株式会社ブックコム)」がおすすめです。どちらの会社も10万円以内で本の制作が可能です。

まずは、自分が何冊くらいの本を発行したいのかを意識して、出版社や印刷会社を選ぶようにしましょう。

自費出版で損しないための方法について、こちらの記事で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
自費出版で収入は得られない? それでも自費出版で損しない方法

納品スケジュール感で選ぶ方へのおすすめ

納品スケジュールで選びたい人は、「銀河書籍(ニシダ印刷製本)」と「オリンピア印刷株式会社」がおすすめになります。どちらの印刷会社も最短で3日の発送が可能です

ですから、急遽、本が必要になったときはどちらかの出版社を選ぶと良いでしょう。

なお、ニシダ製本印刷は大部数を安くで出版することができ、オリンピア印刷会社は少部数を安くで印刷できる会社です。

たくさんの本をすばやく印刷してもらいたいとき…銀河書籍(ニシダ印刷製本)
10冊程度の本をすばやく印刷してもらいたいとき…オリンピア印刷株式会社
を選ぶと損をしないでしょう。

また、同人誌の納期についての考え方はこちらの記事で解説しています。ぜひあわせてご覧ください。
同人誌の締め切りはいつ?納期の考え方や注意点を解説

まとめ:それぞれの会社の特徴をつかんで自費出版をしよう

自費出版ができるおすすめの印刷・出版会社は多くあります。しかし、それぞれの会社には、サービス内容などに差があります。

サービスの違いを把握して、自分にあった会社を選びましょう。

たとえば、ベストセラーも手掛けたデザイナーや担当者の手を借りたいならば「新潮社」の自費出版サービスがおすすめになりますし、大部数を3日程度で製本してもらいたいならば「ニシダ製本印刷」がおすすめです。

まずは、自分がどんな本を作りたいのか、なぜ本を作りたいのかを明確にし、出版社・印刷会社を比較していくようにしてくださいね。

自費出版がはじめての方は、よくあるトラブルや対策方法をこちらの記事で確認しておくことをおすすめいたします。
意外と怖い自費出版? 実際にあったトラブルから対応策を考えよう

クチコミ・体験談の概要

■アンケート収集方法について
クラウドソーシングにて収集

■アンケート収集期間について
2021年02月16日~2021年03月29日

■アンケート収集件数について
86件
(うち、オリンピア印刷株式会社5件、銀河書籍(ニシダ印刷製本)10件、三省堂書店12件、自費出版の会(株式会社ブックコム)21件、新潮社5件、西田書店3件、誠文堂新光社2件、青山ライフ出版13件、青春出版社8件、東京図書出版7件)

■アンケート対象者について
出版会社を利用し、自費出版をしたことがある又は検討していた者

■データDL
0331_publishprivately

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